慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科 前野 隆司






     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     


前野隆司 著作の説明

なぜ、説明のページなのか?
2004年に『脳はなぜ「心」を作ったのか』という一般書を書いて以来、本を書くこと(考えを世に問い、多くの方と議論したり、考えを共有すること)が楽しくなって、恥ずかしながら何冊もの駄作を重ねてきました。それぞれに私の思いが詰まっているつもりですが、数が増えてくると、読者の方も、どんなときにどの本を読めばいいのか判断しにくいのではないかと思います。また、読むべきでない本を手に取られたのでは申し訳ないと思います。できれば、「こんな本を読みたい」という人々の思いと、「この本はこんな方に読んでいただきたい」という私の思いが一致していればお互いHAPPYなのではないでしょうか。また、私自身、それぞれのコンセプトを整理しておきたいとも思います。そんなわけで、このページを作ることにしました。

基本的な主義・主張
これだけはご理解いただきたいと思っているポイントがあります。賛否はあると思いますが、どの本も明確な「仮説検証型」だということです。似たような本を連発される方がおられますが、私はそうはなりたくありません。それから、世の中には「解説本」が満ち溢れています。それはそれで大切なのでしょうが、私は解説者や評論家ではなく、学者なので、それぞれの本には、「私個人の主張」を明確に述べたいと思っています。このため、私の本は、私の考え(仮説)がまずあって、それを論証していくという形を取っています。一般的・俯瞰的な「解説」を読みたかったのに、というご批判をされる方がおられますが、そのような趣旨ではないので、その点はご容赦いただきたいと思います。すなわち、私の著作は、必ず私の明確なメッセージが1冊ごとにあり、それは、1冊ごとに異なります。しかし、底流に流れているホリスティックな思想・スタンスは、一貫しているつもりです。この点をご理解いただいた上で、私の著作を楽しんでいただければと願っています。

●著書の「はじめに」または「プロローグ」一覧のページはこちら

著作リスト


著者 タイトル サブタイトル 出版社 出版年月
単著  前野隆司 脳はなぜ「心」を作ったのか 「私」の謎を解く受動意識仮説 筑摩書房 2004年11月(単行本)2010年11月(文庫本)
前野隆司 錯覚する脳 「おいしい」も「痛い」も幻想だった 筑摩書房 2007年5月(単行本)2011年9月(文庫本)
前野隆司 脳の中の「私」はなぜ見つからないのか? ロボティクス研究者が見た脳と心の思想史 技術評論社 2007年8月
前野隆司 記憶 脳は「忘れる」ほど幸福になれる! ビジネス社 2009年3月
前野隆司 思考の整理術 問題解決のための忘却メソッド 朝日新聞出版 2009年10月
前野隆司 思考脳力のつくり方
概要はこちら
仕事と人生を革新する四つの思考法 角川書店Oneテーマ21 2010年4月
前野隆司 「死ぬのが怖い」とはどういうことか 講談社 2013年1月
前野隆司 幸せのメカニズム
概要はこちら
実践・幸福学入門 講談社現代新書 2013年12月
前野隆司 幸せの日本論 日本人という謎を解く 角川新書 2015年4月
前野隆司 無意識の整え方 身体も心も運命もなぜかうまく動きだす30の習慣 ワニプラス 2016年1月
共著その他 樋口俊郎,前野隆司,他 アクチュエータ工学 養賢堂 2004年12月
安西祐一郎,養老孟司,前野隆司,他 生命と自己 生命の教養学II 慶應義塾大学出版会 2007年4月
柴田正良,三浦俊彦,前野隆司,他 感情とクオリアの謎 昭和堂 2008年3月
吉田和夫,前野隆司,他 生命に学ぶシステムデザイン 知能化から生命化へのパラダイムシフト コロナ社 2008年3月
松岡由幸,河口洋一郎,山中俊治,前野隆司,他 もうひとつのデザイン その方法論を生命に学ぶ 共立出版 2008年6月
横山裕一,桜坂洋,前野隆司,瀬名秀明,岡田有花,本郷和人,中村祐介,カレー沢薫,堀田純司 電子書籍AiR(エア) 前野分担執筆:平安デジャブ──抱擁国家、日本の未来 電気本 2010年6月
吉田戦車,桜坂洋,前野隆司,北川悦吏子,岡田有花,本郷和人,島田健弘,カレー沢薫,小宮政志,堀田純司 電子書籍AiRtwo(エアツー)
*「AiRtwo(エアツー)」の収益は著者分を全額、日本赤十字社などを通じて被災地に送らせていただきます。
前野分担執筆:滅亡に向かう世界──依存症時代の未来像 電気本 2011年4月
桜坂洋,瀬名秀明,吉田戦車,前野隆司,本郷和人,堀田純司,白石昌則,小宮政志 トゥモロー 電子書籍「AiR エア」
無料配信中
前野分担執筆:平安デジャブ──抱擁国家、日本の未来 電気本 2011年3月
堀田純司 人とロボットの秘密 講談社 2008年7月
茂木健一郎 脳は天才だ! 日経ビジネス人文庫 2008年10月
村上憲郎 村上式シンプル仕事術 厳しい時代を生き抜く14の原理原則 ダイヤモンド社 2009年10月
村上周三、他 低炭素社会におけるエネルギーマネジメント 慶應義塾大学出版会 2010年3月
松岡由幸 タイムアクシス・デザインの時代 世界一やさしい国のモノ・コトづくり 丸善出版 2012年6月
海猫沢めろん 明日、機械がヒトになる 講談社現代新書 2016年5月
清水亮 よくわかる人工知能 ASCII 2016年10月
前野隆司,他(全42名) 五感インタフェース技術と製品開発 事例集 ヒトの知覚メカニズムと感覚間の相互作用 技術情報協会 2016年12月
前野隆司,保井俊之 無意識と対話する方法 あなたの難問を解決に導く「ダイアローグ」のすごい力 ワニ・プラス 2017年1月
保江邦夫,前野隆司 人間はロボットよりも幸せか? マキノ出版 2017年5月

それぞれの著書の説明

単著

『脳はなぜ「心」を作ったのかー「私」の謎を解く受動意識仮説』
著者 タイトル サブタイトル 出版社 出版年月
前野隆司 脳はなぜ「心」を作ったのか 「私」の謎を解く受動意識仮説 筑摩書房 2004年11月
2010年11月
コンセプト 「意識」とは何だろうか? 現象としての意識は幻想(錯覚)であり、機能としての意識は、無意識的な脳の活動に対して受動的なのではないだろうか? こんな考え(受動意識仮説)に思い至り、書き上げた一冊。「意識はエピソード記憶のため」、「自己意識である〈私〉は身体ひとつに対応しているだけで取るに足りない」、などの主張はオリジナル。
裏事情 思い出深い、はじめての縦書きの単著。「ロボットの心の作り方」という論文を日本ロボット学会に投稿したとき、その内容を一般向けにも書いてみないかと知人に勧められたのがきっかけ。実は、もうひとつのきっかけは、茂木さんの初期の著作「心を生み出す脳のシステム」などを読んで、「違う!」と燃えた対抗心。2009年現在10版まで増刷。池谷裕二さんのベストセラー「進化しすぎた脳」(2004年10月)と内容が似ていてお互い驚いたが、池谷さんにいい本と評価いただいたのは嬉しかった。
反省点 今思えば、無鉄砲というか、哲学・思想や認知心理学、神経科学の最新の知見をろくに調べもせずに「すごいことを思いついたぞ」とばかりに書き上げた一冊。今も論点は間違っていなかったと思っているが、鼻高々だった分、敵も作った。多くの方の反論に対し、再反論したのが、次の2冊。要するに、私としては、脳の話はこの3部作で完結。

『錯覚する脳―「おいしい」も「痛い」も幻想だった』
著者 タイトル サブタイトル 出版社 出版年月
前野隆司 錯覚する脳 「おいしい」も「痛い」も幻想だった 筑摩書房 2007年5月
2011年9月
コンセプト 前著で意識のクオリアは幻想(錯覚)といったって、脳の神経細胞がそれをなぜどのように作ったのかという「難しい問題」は未解決ではないか、という反論に対する反論。
裏事情 筑摩書房さんからの「1冊目が売れたのでまた出しませんか」というありがたいお勧めに甘えて2冊目を。1冊目に続き、写真家西村陽一郎氏の表紙が幻想的で美しい。
反省点 エッセイ風。読みやすく面白いと思うが、もっと学術的な本を期待した、というご批判もあった。哲学的ゾンビの話、感覚の意味、宗教や思想など、盛りだくさんだった分、単著としては散漫だったかも。やはり、「脳はなぜ・・・」の続編として読んでいただきたい一冊。

『脳の中の「私」はなぜ見つからないのか?―ロボティクス研究者が見た脳と心の思想史』
著者 タイトル サブタイトル 出版社 出版年月
前野隆司 脳の中の「私」はなぜ見つからないのか? ロボティクス研究者が見た脳と心の思想史 技術評論社 2007年8月
コンセプト 東洋思想から、哲学、心理学、複雑系の科学まで、学問の歴史を「意識の受動性・幻想性」という機軸から見るとこうなる、という歴史の体系化。哲学・科学史の一般書ではなく、あくまで、私の「意識観」から見ると歴史はこう見える、という一冊。要するに、私の「意識観」は、釈迦、老子、荘子、スピノザ、ヒューム・・・と同じだった、という時代を超えたストーリー。
裏事情 「脳はなぜ・・・」を読んでくださった技術評論社の方から、対談本を出しましょう、といわれたのだが、歴史の本を書きたいので、歴史+対談でいいですか、とお願いして書かせていただいた本。斎藤慶典さん、河野哲也さんとは、前半を読んでいただいてから対談。対談も楽しかったし勉強になった。自分としては、最も気に入っている本のひとつ。
反省点 今でも、歴史は、まず自分が思想を確立し、その自分の思想に投影して理解すべきだ、と思っている。本書も、そのような機軸が明確な、他に類を見ない歴史書だと思っている。しかも、もちろん、現代人にとって必要なひとつの筋の通った歴史認識だと思っている。しかし、それを求めていない人は、身勝手な思想を押し付けられたと感じるのかも。

『思考の整理術―問題解決のための忘却メソッド』
著者 タイトル サブタイトル 出版社 出版年月
前野隆司 思考の整理術 問題解決のための忘却メソッド 朝日新聞出版 2009年10月
コンセプト 同じような本は書かないと言っておきながら、前著「記憶」と内容的には近い。ただし、以下に書いたように、事例をたくさん載せたので、その点は前著とは異なる。
裏事情 今度は、「記憶」を読んだ朝日新聞出版の方が、もっとわかりやすい本を書きましょう、とおっしゃるので、よし、今度はわかりやすく、と、羽生さんやマイケルジャクソンなどの例を交えて書いた本。最初は「忘れる力」というタイトルのはずだったが、ちょっと違うニュアンスのタイトルに。ちなみにここまでのタイトルはすべて出版社の方がつけたタイトル(残念ながら著者の案はいつも没・・・)。
反省点 外山滋比古先生の「思考の整理学」とタイトルが似ている。なんだかパロディーみたいで恥ずかしいなあ、という気もする。しかも、「思考の整理学」とは内容も少し似ている。まあ、わざとではないので、お許しください。いや、タイトルをつけた出版社は狙ったのだろうか。。。
と、思っていたら、私の本よりも後に出版された外山滋比古先生の「忘却の整理学」(2009年12月)も、また、タイトルも内容も似ていてびっくり!

『思考脳力のつくり方―仕事と人生を革新する四つの思考法』 概要
著者 タイトル サブタイトル 出版社 出版年月
前野隆司 思考脳力のつくり方 仕事と人生を革新する四つの思考法 角川書店(角川oneテーマ21) 2010年4月
コンセプト システム論(システム工学、システム科学、システム哲学)を、慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科での私の教育内容を含めてまとめた本。要素還元思考→システム思考→ポスト・システム思考→システム思想という流れになっていて、最後はいつもと同じような思想に行き着く・・・(結局、書きたいことは、そこなので)。
裏事情 角川書店の編集の方にも脳と心の本を書きませんか? と言われたのだが、システム論の本が書きたい、と言って書かせてもらったはじめての新書。システムデザイン・マネジメント学やシステム論について、思うところを存分に述べたつもり! タイトルには「システム論」や「システム思考」という単語を入れたかったのだが、これも出版社の意向で没。ただ、「思考脳力」という造語は、タイトルを考えていたときの私の案。そういう意味では、初めて自分の意見がタイトルに反映された本!
反省点 私の今のベストを尽くして考えを盛り込んだ本。誰にでもわかりやすい、という本ではないかも。むしろ、慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科(SDM)で教えていることのまとめ、という感もあり、SDMの学生向けの本、ともいえる。

『「死ぬのが怖い」とはどういうことか』
著者 タイトル サブタイトル 出版社 出版年月
前野隆司 「死ぬのが怖い」とはどういうことか 講談社 2013年1月
コンセプト 「人は死なない」など、スピピリチュアルな死の本は売れている。しかし、日本人の過半数は、死後の世界などないとわかっているのではないか? 科学が蓄積してきた知見から考える側の本もあってもいいのではないか? そう思って書いた本。本にも書いたが、科学的でないものは認めない、という立場ではないが、科学的に死について論じた本。
裏事情 3年ぶりの単著。講談社の編集の井上威郎さんが「死ぬのが怖い人のための本」を書くなら読みたい、とおっしゃったのがきっかけで実現した本。実は、小説を書きたいとか、世界平和の本、幸福学の本など、いろいろと提案したのだがなかなか実現せず、最初の単著『脳はなぜ「心」を作ったのか』以来の心の幻想性をベースにした本ならばOKとなった、というのが真相。イラストレータの山村真世さんの描かれた、てんてんとみかんの掛け合いの漫画が気に入っています。
反省点 もともとのタイトル案は『死ぬのが怖い人へ』だったが、途中で『「死ぬのが怖い」とはどういうことか』に変わった。実は、死ぬのが怖いとはどういうことか、について書いたのは前半。後半は、死の恐怖を超越する方法を書いた。そういう意味ではタイトルと内容が少しずれている。。。

『幸せのメカニズム』
著者 タイトル サブタイトル 出版社 出版年月
前野隆司 幸せのメカニズム 実践・幸福学入門 講談社現代新書 2013年12月
コンセプト 慶應SDMヒューマンラボで2008年から行ってきた幸福学の研究成果について述べた本。まず、現代の幸福学研究を俯瞰。フォーカシング・イリュージョンなど、幸福学のトピックスも紹介。その後に、ヒューマンラボで行ってきた幸福学の多変量解析(因子分析、クラスター分析)結果を紹介。日本中の人に幸せになってほしいという思いを込めた本!
裏事情 本当はもっと分量の多い原稿でしたが、厚すぎない新書にすべき、という編集の方の方針に従い、加藤せい子さんと丸尾孝俊さんについての記述を割愛しました。しかし、多くの方に読んで頂きたいので、●こちら●にそれらの文章も掲載しています!
反省点 帯に「幸せはコントロールできる!」と書かれているのは、ちょっと本書の趣旨とは違って「人の心は操れる」というような意味と誤解されないか、やや心配です。幸福のメカニズムを理解すれば自分の心のありようは律することができる、というくらいの意味です。

共著

『アクチュエータ工学

著者 タイトル 出版社 出版年月
樋口俊郎,前野隆司,他 アクチュエータ工学 養賢堂 2004年12月
コンセプト 日本機械学会機素潤滑設計部門アクチュエータシステム技術企画委員会のメンバーで、次世代アクチュエータの教科書を作り、啓発を図ろう、という趣旨の元に書いた本。
裏事情 毎年、日本機械学会機素潤滑設計部門「次世代アクチュエータ」講習会の教科書になっている。いくつかの大学でも教科書として採用。

『生命と自己―生命の教養学II』
著者 タイトル サブタイトル 出版社 出版年月
安西祐一郎,養老孟司,前野隆司,他 生命と自己 生命の教養学II 慶應義塾大学出版会 2007年4月
コンセプト 私の部分は、「ヒトとロボットの心―「私」は幻想か」。200〜223ページ。「脳はなぜ・・・」の内容を講演したもの。
裏事情 慶應義塾大学の極東証券寄附講座「生命の教養学」という講義シリーズを本にしたもの。

『感情とクオリアの謎』
著者 タイトル 出版社 出版年月
柴田正良,三浦俊彦,前野隆司,他 感情とクオリアの謎 昭和堂 2008年3月
コンセプト 私が執筆したのは、第6章「ロボット・ゾンビ・ヒトのクオリア」129ページ〜150ページ。
裏事情 科研費基盤B「認知ロボティクスの哲学」の成果本。著者は、柴田正良、服部裕幸、長滝祥司、月本洋、伊藤春樹、前野隆司、三浦俊彦、柏端達也、篠原成彦、美濃正。
反省点 ロボット、ゾンビ、昆虫、鳥、ヒトのクオリアの違いについて論じた面白い内容だと思うのだが、哲学者の面々の論文の中では浮いているかも。私自身は、私の部分が一番面白いと思うのだが、みんな自分の部分が一番面白いと思っているのでしょう。価値は相対的。

『生命に学ぶシステムデザイン―知能化から生命化へのパラダイムシフト』
著者 タイトル サブタイトル 出版社 出版年月
吉田和夫,前野隆司,他 生命に学ぶシステムデザイン 知能化から生命化へのパラダイムシフト コロナ社 2008年3月
コンセプト 21世紀COEプログラム「知能化から生命化へのシステムデザイン」(2003〜2007年度)のコンセプトをまとめた一冊。「生命化」とは何か?が俯瞰できる本。
裏事情 編著者の吉田和夫先生は出版直前に急逝され、先生の信念・思想を知るための最後の著作となってしまった。

『もうひとつのデザインーその方法論を生命に学ぶ』
著者 タイトル サブタイトル 出版社 出版年月
松岡由幸,河口洋一郎,山中俊治,前野隆司,他 もうひとつのデザイン その方法論を生命に学ぶ 共立出版 2008年6月
コンセプト 私が執筆したのは、第5章「生命のボトムアップ的デザインに学ぶロボティクスデザイン」。73〜86ページ。ミミズ、青虫、尺取虫の移動パターンは、なぜ進化的に獲得されたのか、などの私の学術研究成果が解説されている。
裏事情 これも、21世紀COEプログラム「知能化から生命化へのシステムデザイン」の成果本。デザインの視点を中心に、松岡先生編著。

『AiR(エア)』
>
著者 タイトル 前野分担執筆部分のタイトル 出版社 出版年月
横山裕一,桜坂洋,前野隆司,瀬名秀明,岡田有花,本郷和人,中村祐介,カレー沢薫,堀田純司 AiR(エア) 平安デジャブ──抱擁国家、日本の未来 電気本 2010年6月
コンセプト iPhoneとiPad用の電子書籍。http://electricbook.co.jp/
裏事情 「人とロボットの秘密」著者の堀田純司さんの呼びかけで、「作家、研究者、漫画家、記者、企業家など書き手自身が作る始めてのiPhone、iPad用の電子書籍」というコンセプトで作ってみた本。日ごろあまり交流したことのないジャンルの方々と交流できて楽しかった。

その他(私の本や活動を引用してくださった本)

『人とロボットの秘密』
著者 タイトル 出版社 出版年月
堀田純司 人とロボットの秘密 講談社 2008年7月
コンセプト 早稲田の高西先生、阪大の石黒先生、慶大の故吉田先生らとともに、僕も取材を受け、本にも載せてもらった。脳の話だけでなく、触覚の研究成果も載せてもらい、満足。
裏事情 堀田純司さんがWEBで連載されていた「ロボットの王国」の書籍化。

『脳は天才だ!』
著者 タイトル 出版社 出版年月
茂木健一郎 脳は天才だ! 日経ビジネス人文庫 2008年10月
コンセプト これは日経サイエンスでの茂木健一郎さんといろいろな学者との対談をまとめた本。僕も2008年に対談したので、その内容が、137〜156ページに載っている。茂木さんと僕のクオリアに対するスタンスの違いが明確になって、楽しい対談だった。
裏事情 そもそも「脳はなぜ・・・」を書いたのも、茂木さんへの反論を書きたかったから。このため、対談には戦いのつもりで望んだ。ところが、話してみると、クオリアについての考えはほとんど同じで、「幻想であるクオリア」へのこだわり方が少し違うに過ぎないことがわかった。敵だと思っていた茂木さんは、とっても純粋でいい人だった・・・。

『村上式シンプル仕事術―厳しい時代を生き抜く14の原理原則』
著者 タイトル サブタイトル 出版社 出版年月
村上憲郎 村上式シンプル仕事術 厳しい時代を生き抜く14の原理原則 ダイヤモンド社 2009年10月
コンセプト グローバルに通用するには、アメリカの歴史、キリスト教、仏教、西洋哲学、経済学の知識が不可欠だ! という主張は同感。
裏事情 もともとグーグルの村上さんには『脳はなぜ「心」を作ったのか』をとてもお褒めいただいたが、この本の最後のほうでも、私の『錯覚する脳』を推奨してくださっていて、感謝。

『低炭素社会におけるエネルギーマネジメント』
著者 タイトル 出版社 出版年月
村上周三、他 低炭素社会におけるエネルギーマネジメント 慶應義塾大学出版会 2010年3月
コンセプト グローバルCOEプログラム「環境共生・安全システムデザインの先導拠点」の成果本のひとつ。
裏事情 私は「はじめに」を執筆。